変人教授の異常な行動:20年の記録

              頭巾教授が誰かを探るのは個人の自由ですが、コメントへの氏名書き込みは答えの正否に拘わらず削除します。                                                                                                      

60.不明瞭なお金の流れ‐2

実際の出来事を各種架空名称に置き換えて一応時系列で進めて行きます途中から読む人は内容が判らないと思いますので、出来ればトップページへ移動 して最初からお読み頂くことをお勧め致します。
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  たとえ小規模施設であっても、ランニングコストは馬鹿にならず、空調一つとっても個人宅の冷暖房費を賄うのとは比較にならぬ程の費用が要るだろう。

 この研究所にも大型の1)業務用空調機が3台据え付けられたが、その電気料金は色々と内部の事情が有って一旦伏山氏の口座から引き落とされた後、研究所から返金される物とされた。


 また研究所の建物は伏山氏の厚意で判り易く言えば、テニスのコート二面分程の広さをつ 無償貸借されていたが此れも後に、伏山氏の政治家と言う身分から〝寄付に当たるのではないか〟との批判が出た為に、賃貸借に変更された・・・しかしスタートしたばかりで資金的に脆弱な施設で有り、また地域起しも担うのであれば、そんな事で躓く事をさせるわけには行かないので、伏山氏は取り敢えずは2形ばかりの賃貸料を徴収させてくれ。ただし研究所の運営は私も関わっているので、徴収したお金は研究費として還元出来る様に工夫するからと言ってくれたのだ。

 今思えば研究費として還元と言うのも、批判しようと考える敵対者であれば寄付だと言のだろうが、その当時はその様な取り決めが成された。


 しかし数か月後、私が伏山氏と会った時に氏は頭巾先生は賃貸料も光熱費も一切払ってくれないと言って、困り切った顔をしていた。

 これが通常の賃貸借契約であれば即退去要請なのだろうが、町起しや教育を担わせ、伏山氏も大きく関わっていると言う事・・・そして伏山氏は強い事を言える性格ではなかったのも、退去を迫ったり厳しく支払いを求めるなどの行動に出られなかった理由ではないかと思う。

 

 とんでもない浪費や全く実りの無い事に対して、お金を捨てる様な使い方を平然とする割には、研究所口座と言う名前の通帳から、自分の意図すること以外のお金が減る事に対しては頭巾の抵抗は強かった様だ・・・ある人は「あいつは金の亡者だよ」と言っていたが、確かに無駄が信じられない程多い割には吝嗇なのだ。

 研究所準備中にはまず丘畑博士を切り、次いで私を排除し、更に下源さんを追い出してやったと宣言した頭巾だが、もしかしたら伏山氏が話を付けてくれた企業からの資金を自分一人の物にしたかったんじゃないのか、とさえ思える程だ。

 しかし、たとえクソ野郎の頭巾であっても、そこまで考えないとは思うが、結果はその様になっているのだ・・・まぁ意図せずにポケットにお金が飛び込んで来たと言った処なのだろう。


 次の章で触れる事にするが、頭巾は異常な程のカラオケ気違いで、私がまともに仕事もしないで、いったいどう言うつもりだと文句を言った時に、勿体を付けた尊大な態度で歌を唄う事が私の研究だと答え、その後も音楽家だと言う3)友人にお金を払ってCDを製作し、絶対に売り切ってしまう事など不可能だろうと言う程の量をプレスさせたりしていたのだ・・・極一部の限られた人が失敗購入する以外、誰が下手糞カラオケオジサンのCDなど欲しがるのか。


 こんなクダラナイ事にお金を浪費し、研究実態が見えて来ないのだから後に資金提供をしていた企業が手を引いてしまったのは当然だろう。

 伏山氏の話では資金提供の更新を行う為の話し合いに、頭巾が遅刻をして来たと言うのだが、氏に遅刻を咎められると〇〇分しか遅れていない。少ししか遅刻していないと、支援してくれている企業の重役に言い放ったそうなのだ・・・こんなもの自ら〝オマエらの金なんか要らねぇよ〟と喧嘩を売ってるのと変わりないとしか考えられない。

 勿論頭巾に喧嘩を売る意図が無いのは確かなのだが、しかし頭巾はこんな人間なのだ。

 

 書き忘れていたが、この様な事はプロジェクト立ち上げ当初にも起っていた。
 支援呼びかけに応じた会社経営者が中小なので大きな額は無理ですが、社用車を贅沢しなければ年間3~400は出せるでしょうと言ってくれたのだ・・・しかし頭巾は失礼極まりない返事をして相手を怒らせて仕舞ったのだ。

 私は何とか4)取り繕おうとはしたが此の話は流れて仕舞い、頭巾に文句を言わざるを得なくなったが、頭巾はこの件に一社だけで全て面倒を見てくれる会社がいい。それにあの社長は顔が変だとfail safe無視&自身の好み優先の信じられない様な事を言ったのだ。

 

 

1) 後に頭巾の気紛れから、他の地域に研究所を移転した時に〝新品同様の空調機器売ります〟と言う、頭巾
  の宣伝が伝わって来たが〝提示価格も新品同様〟リサイクル業者だったらもっと安く、幾らかの期間は保
  証さえ付けてくれる・・・3年も使った中古をそんな値段で買う人などいるのか!? と思わされた。

移転についてはアイボウズのネームバリューや大量の標本コレクションが役に立つと考えられて、甘言を以って引っ張られたのだろう・・・頭巾には目の前にぶら提げられた人参に無条件で飛び付く習性が昔からあった。  また少額では有っても寄付をしてくれたり、力になってくれた地域の人達に後ろ足で砂を掛ける様な事をしたとしか言い様が無い

 

2)  あれだけの建屋に賃料4万と言うのは格安としか言い様がない。

 

3)     本当の友人なら捌き切れない量のCDを作らせたりはしないはずだ。
        私はマザーだけ作って置いて、必要に応じてプレスすれば無駄にはならないとアドバイスしたのだが
  内心必要が生じる事なんかないだろうと思いながら 
  頭巾は、あーだこうだと言って聞こうとはしな
       
かった・・・最終的には学生時代からの友達が一気に纏めてプレスした方が割安だと薦めてくれたのに
       、古黍さんは私に損な方法を押し付けようとしている」と言う批判に変った。

 

4)     一時は相手方も矛を収めてくれたのに、間髪入れず頭巾が再度の無礼対応をしてしまった御蔭で、この話   
   は破談になってしまった。