変人教授の異常な行動:20年の記録

              頭巾教授が誰かを探るのは個人の自由ですが、コメントへの氏名書き込みは答えの正否に拘わらず削除します。                                                                                                      

64.研究所の奇妙な宣伝‐3

実際の出来事を各種架空名称に置き換えて一応時系列で進めて行きます途中から読む人は内容が判らないと思いますので、出来ればトップページへ移動 して最初からお読み頂くことをお勧め致します。
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 現在はインターネットの時代だと言う事は、多くの人が認める処だろう・・・このことから新研究所の名前を広める為にも、ネットを使う事を考えないといけないし、ホームページやブログ、各種SNSを使って正しく発信をして行けば一定の効果は有るかも知れず、上手く使えば結構力強いツールになる可能性もある。

 但し有効活用するには〝正しく〟且つ非常に巧みに使う必要が有る。

 まずホームページについては、これも私が担当する事になったが・・・頭巾の奇妙な要求が多過ぎて、嫌気が差した私はTopページを作った段階で遣る気が失せてしまった・・・その為 頭巾にはと言って、先に出来上がっていたパンフレットを画像化してホームページ内に貼り、〝工事中〟のアイコンを表示させて1)放置した・・・頭巾の関心が、例によって突然消失するまでは保留にしておくしかなかったのだ。

 ブログでは当初、研究所の準備状況や研究所の紹介何をどの様に研究し、来所者にはどの様な学習を提供するのか を、持ち回りで書いて行こうと言う事でスタートさせたのだが・・・結構な数の反響を得ることの出来たこのブログもやがて頭巾の変な意味での 独壇場となってしまう。

 SNSも幾つかを選び、研究所としてアカウントを取ったが何れも役に立たないままで、例えば2)FBはすぐに頭巾独占の自己顕示の場と化し、それに飽きるとそのまま形骸化させてしまって、しかも知らぬ間に3登録内容を変更してしまい周りの者が入れなくなっていたのだ。

 本来はフォロワー数が増えてきた頃に、研究所として学習イベントを企画すると言う目論見も有ったのだが、頭巾の落書き帳となって仕舞っては、そんなもので人を呼び集める事は望み薄になって仕舞った。


 研究所援護に来ていた運営の専門家も頭巾先生にネットを使わせてはいけないと言い出す始末。
 何をしでかすか判った物ではないと言うわけだが、程無くそれが現実になる・・・まるで4賽の河原にの様な準備作業中に、近くのリゾートホテルに宿泊していた女性3名が見学に来られたのだ・・・通常であればまだ開所さえしておらず、準備中なのでと丁重に見学を断るのだろうが、頭巾はニコニコしながら笑顔で迎え入れた。
 この件に関しては融通が利いて良いことだとは思う・・・工事現場の様な危険や、開所まで極秘にしておかねば成らないものなど無く、何しろ遠方からの観光客だし、無下に追い返す事をしなかったと言うのは評価したい。
 しかし、初めての来所者だと言う事で喜んでしまった頭巾はブログに載せるので写真を撮りましょうと言い出したのだ。
 少々名の知られた研究者とは言え、他所のオッサンに写真を撮られる事など若い女性が快く思うわけが無く、頭巾の提案はあっさりと拒否されてしまったのだが、ここで頭巾のしぶとさが発揮されたわけで、その娘さん達に後ろ姿だけならと言わせてしまったのだ。

 頭巾は最初、背後からカメラのシャッターを切っていたが、見ていると徐々に横へ横へと回り込んで横顔をカメラに収めて仕舞った娘さん達もまわり込まれた時に、背を向けようとはされていたが

 その日の夜、私は悪い予感がしてブログをチェックしたのだが、思った通り今日の娘さん達の横顔が無修正でブログに貼られていたのだった・・・はっきり言って個人の特定は難無く出来る画像だ。
 私は即座にその画像を削除した・・・また私が削除のついでに別のブログ記事を書いた事で、当該タイトルが5沈んだ為、頭巾はその時は〝削除された事〟に気付かなかった。

 頭巾は其の後、稀に遣って来るお客さんに住所電話番号等を記帳させてはその情報をブログに揚げていたらしい。

 後に蔦岡氏からもたらされた情報によると何やらトラブルになっていた様で、頭巾が20代の若い女性の個人情報一式と肖像をブログに揚げたのだそうだ。
 その女性は転居を余儀なくされたそうだが、どうして蔦岡氏がそんな話を知っているのだろうかと言う疑問も有る・・・しかし普段から考えなく何でもペラペラ喋って仕舞う頭巾の事だから大方苦情を言ってきやがったと蔦岡氏に不満を漏らしただろう。

 蔦岡氏は絶対にそんな事をしてはいけないと言ったそうだが、頭巾には何が悪いのか理解して貰えなかったと言う。

 その後レンタルサイト運営会社がブログサービスを終了した事で頭巾は他社へ移転させなかった様だ、と言うより、その方法が判らなかったのだろう 問題のあるブログは消えたのだが、その後も新たなブログを立ち上げて同じ事を繰り返していたそうだ・・・蔦岡氏は根気強く止める様に説得し続けていると言っていたが、頭巾が言う事を大人しく聞き入れるとは思えなかった。



1) その後、頭巾は34章でも記した様に、管理ページに入り込んで登録アドレスを変更してしまった様で、現
    在も未完のHPがネットに放置されている・・・此の件は後の章で記すとしよう。

 

2) 他人のFBコミュニティーに入り込み、そこで教授職と言う事から共同管理者にして貰うと、わけも判 
   らず管理ページを弄り回して誰も入れなくしてしまったと言う事も以前から何度か有った。

3) 頭巾は捨てアドレスをYahooに数十、他にも多数のアドレスを取得していた・・・しかし管理が悪い為
   、どのアドレスを使って悪さをしたのか判らなくなり、個人では後始末不可能に至る事が多かった。

4) 例えば棚を片付けると、目を離した隙に頭巾が棚の中身を引っ張り出して床一面にばら撒いて〝店開き
    〟をすると言う奇怪な行動が繰り返されていた。

5) 沈める事を意図していたわけではい・・・此の件は次章にその後の頭巾の反応を記す。
  また頭巾はオマエはクビだ発言後すぐに登録情報を書き換えた様で、普段好い加減な割にこんな時
    に限って警戒対応が早い私の旧記事を削除しようとしたらログイン出来なくなっていた

   追記:頭巾はカメラを持って娘さん達を追い回しながら写真は古黍さんに管理して貰うなどと言っ 
   ていた・・・まさか問題が起れば私に泥を浴びせて自分は逃げる心算だったんじゃ無かろうかとさえ疑
   える。