実際の出来事を各種架空名称に置き換えて一応時系列で進めて行きます/途中から読む人は内容が判らないと思いますので、出来ればトップページへ移動 して最初からお読み頂くことをお勧め致します。
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頭巾は何事に対しても〝過剰なまでの自信〟を持っているのだが、音楽に対する自信は勘違い甚だしかった。
知人に頼んで作ってもらった曲をCDにした上、その曲を(自身で金を払って)JASRACに登録した事で自分はプロのアーチストだと思い込んで仕舞い、気に入らない音楽は1)仮令それが一流の音楽であっても手当たり次第に技術が未熟などと批判していた。
自身でカラオケ会社に登録した自分の歌を、自作曲と称して「カラオケやJASRACに入っているんだから2)俺はプロだ」と思い込んでいるのだ。
カラオケ店に入り浸って、節を付けているつもりで唸っているだけのオッサンが自ら金を使って登録した物の何所がプロなのかと言いたいし、頭巾はそれで1円でも利益を上げたのか?と問いたい(知人達に頼み込んで、自分の持ち歌をカラオケで歌わせて数円の還元は有った様だが、利益には繋がっていない)
間違ったプロ根性は他にも様々な面で発揮されていた。
頭巾はプロの科学者なのだから、学術面ではそれなりにプロ意識を持っても不思議ではないが、困った事に自分より遙かに上を行く人達まで格下扱いしたがるのだ。
TV等に出演出来た事から自分は一流だと思いこんでいる様だが、9章後半でも記した様にマスメディアへの売り込みに成功しただけではないのか、と問いたい。
面白可笑しい道化の様な教授がいると言う事も、TV製作会社にとっては都合のいい素材だったのだろうし。
最後に少し脱線するが、またプロアマには関係ないがこんな事があった・・・私は若い頃からバイクツーリング(オフローダーだったので)に出掛けて山野でキャンプをしたりしていたのだが、その話に頭巾は「そんな物はキャンプじゃない。テントの張り方知ってるの? 私は大学時代ハイキングのサークルに居たからキャンプの専門家だ」と馬鹿にしたように言ったのだ。
確かにバイク用車載テントは本物の登山用とは違ってお手軽な物だが、私は昔■■■青少年センターで正式な事を習っているので、頭巾の示威は滑稽に思えた。
1)蔦岡氏も此れと似た処があって、正式な教育機関を出ていなければ一流の呼び声高い人でも二流三流と看
做し(蔦岡理論だと、法律家出身のカールベーム。技術畑から出てきたカラヤンもアウトと言う扱いだ)
それだけではなく自分が知らない対象であれば慎みなく批評するのだが「この人一流の教育を受けた凄い
人ですよ」と教えると、その場で掌を返した様に褒めだしたりするのだが、頭巾が違うのは、急に批評対
象が一流だと判っても批判し続けると言う処だ。
2) 譜面も読めないプロだとは笑わせるにも程がある。