実際の出来事を各種架空名称に置き換えて一応時系列で進めて行きます/途中から読む人は内容が判らないと思いますので、出来ればトップページへ移動 して最初からお読み頂くことをお勧め致します。
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さて次の話に繋げよう。私の研究対象の生物だが、頭巾の研究する生物と一部共通する特徴が有った為か、頭巾の知人である新聞記者からこの生物についての取材があったのだ。 ( じつは頭巾の1)売り込みだった : 其の新聞社は大手ではなく、地域新聞を発行する小企業 )
しかし此の取材後に出た新聞記事をネットで見た私は、答えた事と全く違った内容になっていた事を知るだけでなく結構悪い影響が出てしまった・・・その新聞記事内容に頭巾の影を感じた私は、背後の机で仕事をしていた頭巾に問い質してみたのだが「こんな記事になったのは記者さんのせいじゃなくて、新聞社の社長がこの内容に変更した」と信用出来そうにもない理由を聞かされたのだ。
頭巾と記者は友人だと聞いていたので、恐らく頭巾は記者氏を護りたかったのかも知れない。
また私も当時は頭巾と事を構える状態ではなかったので、遠慮が入ってしまい新聞社を追及はしなかったが、元々マスコミ嫌いの私は、更にマスコミを嫌う様になった。
またこの新聞には他に ( 私に対する取材が無かったのに ) 低俗な誤解を誘発する様な記事が存在しており、それが原因なのか新研究所事件から個人情報付き讒訴が流された時に、何処かの暇人がネットの中からその記事を穿り返して、イタズラ電話を掛けて来た事も有った。
それら新聞記事に頭巾の影響が見え隠れするのは気のせいだろうか。
話しを戻すと、私がマスコミを好まないと言う事は何度となく言っているにも拘わらず、頭巾は新聞やテレビ・ラジオに私を引っ張り出そうとするのだ・・・既に16章で記しているが、テレビ取材が来た時など嬉々として私に脇役を務めさせようとするのだから始末が悪い。
私は頭巾とは違って自分の容貌には全く自身が無いので、こんな事は御免蒙りたいと思っていたのだが、奴は自分を基準にしか考えないので御構い無しだったのだ。
「TVなんかに出たない言うてんねん!」は頭巾には理解出来なかったのだろう・・・騙して呼び出すと言う事は平気でするし、TVとは関係のないの要件で呼ばれて頭巾の所へ行くとTVクルーが居たりするのだ。
頭巾には変な事をした後で「〇〇さんの為を思ってやった。××さんの為を思ってやった」と言う発言が多かったが、為になる処か全部正反対の結果を生んでいる。
〝思われた〟方は良い面の皮だ! まったく「余計な事するな!」と言いたい。
1) 〝頭巾教授の言葉〟が記事内にあり、私が新聞記事になる事で頭巾のマスコミへの露出が一つ増える計算
になるのだが、後に其れが頭巾の目的だった事は頭巾自身から聞いた。