実際の出来事を各種架空名称に置き換えて一応時系列で進めて行きます／途中から読む人は内容が判らないと思いますので、出来ればトップページへ移動 して最初からお読み頂くことをお勧め致します。
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前章ではTVに映ると言う話をしたが〝映る〟と言えばこんな事も有った・・・まだ私が頭巾の傘下に入る前だが、Skypeで会議中に突然ヤツが割り込みを掛けて来たのだ。
頭巾はＳＮＳやそれに類するものに人数を1）集めるのが好きだった様だが、その頃登録したばかりのSkypeに私の名前も登録させてくれと言って来た時に了解したのが間違いだった （ 一度も対頭巾で使った事は無い ）
私と会議中の人にしてみれば、突然見知らぬオッサンが画面に現れて「何ですか～？」と言ったのだから驚いた様だった。
後日私は頭巾に「いきなり割り込みを掛けないで欲しい」旨伝えたが、頭巾は「Skypeに緑色の丸が付いたから話し掛けた」と言っていた。
頭巾はパソコンを起動させると、あらゆるウインドーを開いてそのまま作業する癖があったが、そのせいで「パソコンが動かない」などと愚痴を言う事が多かった・・・Skypeも開いたままだったのだろうが、そう言う事を知らなかったら恐らく常時張り番でもしているのかと不気味に思っただろう。
しかし頭巾の割り込み癖はSkypeに限らず、ＳＮＳや他の事でも頻発していたし、私と私の知人個人の遣り取りに突然割り込んで来て、意味不明な事を書かれる事はそんなに珍しい事でもなかったので、私は友人知人と共用になっている場から頭巾を全部外したのだった。
次の〝うつる〟と言う話では、写真に写るのも頭巾は大好きだった事は奴の写っているスナップ写真や集合写真を見れば良く判る。
カメラを向けられると、頭巾は端の方に居たとしてもワッと身を乗り出して、出来るだけ目立とうとするのだ・・・実際その様な映り方をしている写真を何葉も見ている（ 常識の範囲に何とか入ると言える控え目な物から、流石にこれは酷いな思う物まで ） 恐らくネットにもUPしているはずだ。
元が極端な目立ちたがり屋の頭巾の事だから、その様な行動は日常的に行っていたのだろう。
別に誰かに害を与えている訳ではないので好きにすれば良い、と言いたい処だが、実際には一緒に写ろうとして居る人の前に被さってしまってもお構い無しで、周りの人の事など全く考えていないのだ。
その割には写真嫌いな人にも「一緒に写真を撮ろう」無理矢理カメラの前に引っ張ったり、半ば隠し撮りの様な方法で周囲の人を写真に撮ってネットにＵＰしたりするのだから相当悪質だ。
（怒ったニホンザルの様な顔の私も、不細工な我が顔を写真に残すのは気乗りしない）
まだブロックする以前にFBで、身を乗り出して背後の人を覆い隠してしまっている画像を見掛けたが「それは拙いんじゃないですか（賛同リアクション多数）」とコメントが付いていた・・・結果は14章の後半赤文字の如しだった・・・私は「写ってる人達に了解を得て公開してるんだろうな？」と言う別の感想を持ったのだが。
三つ目の〝うつる〟は〝移る〟だ。
頭巾の移り気な性格は度々周囲の人を振り回していたのだが、奴の心変わりで右往左往させられた事は私の経験でも多数がある。
「もう飽きた」「手間が掛るから止めよう」「やっぱり他のにしよう」等々・・・準備や進めている途中の事、または完成間際の仕事などを、特に理由もなく親玉の急な心変わりで投げ出されたのでは好い加減にしてくれよと嫌になってしまうのだが、此れが多いのだ。
突然の中止や予定変更は〝必ず起こる物〟と考えて対応しないといけない訳だが、困った事に突然の中止を計算に入れてスタートを遅らせると、頭巾は「まだか？まだか？」と催促して来たりする。
頭巾の気が変るまでに依頼を処理して仕舞う事が多かったが、素早く仕事を済ませると9章の後半に記した様な反応をされるし、順調に事を進めていると、頭巾自身が考えて指示した事なのに急に「えっ？何それ？」などと仰る・・・即ち都合の良い健忘症。
１） 頭巾は何でも 大量に集めて死蔵する事が好きだった。
